ウォークラリー



 毎年9月に行われる消防団ポンプ車操法大会の練習開始を目前に控える
6月に、所沢市消防団では 団員の団結をはかりつつ、市民に消防団をアピール
する目的で、毎年ウォークラリーを開催しています。
以前は東京都が管理する狭山湖運動場をお借りしてソフトボール大会を開催
していましたが、中には仕事を休んで来ている団員も居るのに 1回戦で負け
たら丸一日やる事が殆ど無いとか、ソフトボールに普段から慣れ親しんでる団員
が居る団とそうでない団の強弱の差が甚だ大きいとか、諸処の問題から、別の
形にする事が求められていました。そこで採用されたのがウォークラリーです


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ゴールに辿り着き、水分補給

暑い中、署員の方も協力してくれました!

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いやはや暑かった!

準優勝♪やったぜ~まかせろ!!



* ウォークラリーの内容とルール
 ウォークラリーとは、簡潔に言うと、小中学校等の林間学校やボーイスカウト
等の団体などで「オリエンテーション」とか「オリエンテーリング」という名前
で行われているものを、消防団風にアレンジした体力強化訓練です。

 まず最初に予め設定されたコースを記した地図と、コースにゆかりの深い問題
を記した用紙,それにゴミ袋が数枚手渡されます。
分団長が代表でクジを引き、スタート直後に分団ごとで行うミニゲームを決定
します。これには付近を駆け足で三周するとか、スクワット20回を行うとか
特別点検をするとか様々なゲームがあり、中には何もしないで即スタートできる
場合もあります。クジ運が悪いとスタート直後に いきなりバツゲームをする
はめになってしまいます。
 市長のピストル音でスタートし、ミニゲームをこなした後、渡された地図に
従ってコースを歩きはじめます。 渡された数枚のゴミ袋に、ゴミをきちんと
分別しつつ沿道のゴミを拾い集め、設問をよく読み、これを解きながら
チェックポイントに居る係員からサインを貰わなければなりません。
設問には、例えばコースのA地点からB地点までの間には、いくつ消火栓が
あるか?というような消防団らしい問題や、コース中の史跡で案内板に書き
記されいる文章に関する問題等、地域に由来するものが設定されています。
チェックポイントはコースのショートカットが出来ないような位置に設定され
ここでのサインを貰い損ねると、定められたコースを歩かなかったという事で
失格になってしまいます。 また、コースを消防団長達が自転車等で巡回して
おり、これもサインを貰わねばなりません。 もしコース途中で遭遇出来なか
った場合については、一定時間が過ぎるとゴール地点に居るので、若干のタイム
ロスも考えられますがゴールで貰う事も可能です。
全てのサインを貰い設問をクリアしてゴミを拾い集め、沿道の住民に挨拶したり
して消防団をアピールしながらゴール地点まで辿り着くとゴールインになります

閉会式では表彰式が行われ、スタートからゴールまでの団体行動,そしてゴミの
分別具合や量,設問の正解数,サインの有無,ゴールタイムなどから厳正な審査
の元、優劣が決定され、優勝や準優勝の分団が表彰を受ける事になります。


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1996,2004 Tokorozawa Fire7 Volunteer Corps