水 利 調 査



 水利とは、消火栓や防火水槽の事を指し、これを調査点検して、いざという
時に使えるような状態に保っておこうというのが、水利調査です。
消防車に積載してある柄杓と消火栓のフタ開け工具を使い、幹線道路から離れ
た地域を中心に地図や記憶を頼りに水利を探し、フタの周りに積もった小石や
土砂を取り除き、フタを開けて中を点検します。
防火水槽の場合は、地下水や雨水によって、満杯にまで水が溜まっているのが
前提なので、一杯になっていない場合については、水槽壁面からの漏水等が
考えられるので、場所をチェックして消防署に報告します。
消火栓の場合は、道路上の地下を通っている水道管から直接 水が取水できる
仕組みになっているので、水が貯まっていると逆に結合部が見えなかったり
あるいは結合部の腐食等をもたらすので、水を柄杓で掻い出して、場所を
チェックしておきます。後日の水利調査で同様に水が溜まっていたら、構造に
何らかの問題があるという事で消防署に報告することになります。


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消火栓の蓋開け

溜まった水のかき出し

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この消火栓も水が。。。

ココも溜まっていました





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1996,2004 Tokorozawa Fire7 Volunteer Corps